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虹ヶ咲アニメ2期 9話感想【過去にとらわれたままじゃ、いま目の前にいる人の気持ちを踏みにじることになるんだぞ】

アニメ感想

お疲れ様です!おまです。

第9話「The Sky I Can’t Reach」毎度のことながら美しい話でした!

優しい世界😭

ということで、第9話について下記メインに語っていきます。

  • 人生を豊かにすると思った、良い思考・取り入れたい思考
  • 考えさせられる所や、感情をゆさぶられた所
  • 自分の感想・経験・考えと、今後のアクション

認知のゆがみと、優しい世界

今回の美しい話を見て、抽象的に自分が感じたことは7話の栞子回と実は同じでした。

「ああ、ミアちゃん・ランジュちゃん認知ゆがんでるなあ…」「それを救う仲間の存在😭優しい世界」です。

※「認知のゆがみ」について
認知(物事のとらえ方)は人によって差があり、それが不合理な方向に偏ってしまいゆがんだ捉え方をすること。
(例):2極化思考、自責思考、「べき」思考

抽象的には同じ話でも、具体的な個々の悩みの辛さと、それを支える仲間のアプローチの仕方、そしてそれぞれが成長していく姿は、それぞれが尊く美しいもので、毎度毎度感動してしまいます😭

「夢・やりたいこと」があるが、「トラウマ」によって認知がゆがみ行動できない。そこを「仲間の力」で成長し一歩進む。

それぞれについて自分が思ったことを語っていきます

ミア:「音楽で認められなきゃ、僕に価値は無い」

ランジュが国に帰ると聞き、「困る」「最高の曲を作る」と引き留めるが、「これは私の曲じゃない」と突き返されてしまう…

そんなミアに寄り添う璃奈

「どうして、そんなに結果が欲しいの?」

「ミアちゃん、とても苦しそう。苦しんでまで、結果が必要?

璃奈

「必要だよ。僕はミア・テイラーなんだから」

「音楽で認められなきゃ、僕に価値はない」

ミア

「小さい頃、僕は歌が好きだった。歌うのが楽しくて、いつも歌ってた」

「ある時、家族と一緒にステージに立つことになったんだ。歌手としてのデビューさ。ワクワクしたよ」

「でも、僕はわかってなかった。テイラー家の名はいかに大きいものか」

「何千という目が、新しいディーバの誕生を待ち望んでいた」

「ただ歌が好きで、楽しむことしか考えてなかった自分が、それに応えられるのか」

「歌えないテイラー家の娘に、価値なんてない。だからせめて、自分にできることで、この世界に居場所を作ろうとしたんだ」

「ランジュを利用してまで、ようやく手が届くと思っていたのに」

ミア

「認められなきゃ価値が無い」というミアちゃんに対し、「そんなことはない!」と強く思うのと同時に、「自分ごととして考えると、そう思ってしまうこともあるよなあ」と考えてしまいます…

「自分にできることで、この世界に居場所を作る」まさに栞子ちゃんの適性の話だと思います。

栞子回でも言いましたが、自分の考えは、「自分にできることで居場所を作る」こと自体は手段として問題ないと思ってます。

その方が他者貢献できる可能性が高くなりますし、貢献できればそのこと自体が好きになっていくと思うからです。

ただ、大事なのは「自分自身が納得できるかどうか」だと思ってます。

自分がやりたいことと、他者に貢献できること、このバランスを取るのが大事なのかなあと。

自分のやりたいことをやってもいないのに「貢献できない」と決めつけることは良くないと思いますし、このことはアニガサキが口が酸っぱくなるほど伝えていることなんだと思います。

まずは、やりたいと思ったらやってみる。そこから考えればいいのです。

「他人」の前に、まず「自分」を受け入れて満たしてあげる、これが重要なんだと思います。

そして、ミアの言葉に対し

「でもミアちゃんは、いま、ここにいるよね」

「ここは、ミアちゃんの居場所にならない?」

「私、ミアちゃんの歌、聞きたい!」

「ミアテイラーじゃなくて、ミアちゃんの歌が、聞きたいな」

「テイラー家がどんなものか、私は知らない。でも、歌が好きなら、その気持ちをなかったことにしないで欲しい

「ミアちゃんにもっと、楽しんで欲しい。ここなら、きっとミアちゃんが望むものを叶えられる」

璃奈

璃奈ちゃん😭😭😭

優しいし、成長してるし、考え方も素敵だし、ワイは泣いてしまうで😭

「ミア・テイラー」としての価値を評価するのではなく、「期待を満たせるかどうか」を評価するのではなく、ただ「好きを楽しむありのままのミアちゃん」を見たいと受け入れてくれる璃奈ちゃんの考え方は、とても美しいものだと思います。

璃奈ちゃんがいままでミアを気にかけてくれていたことや、「楽しんで欲しい」と伝えたことはきっと、昔愛さんから受け入れたれた経験があってそれを大事にしているからできることなんだと思っております。

本当に素敵な関係😭

「僕が望むもの」

「うん」

「歌いたい。歌いたいんだ

「うん」

「夢を叶えるのが、スクールアイドルだよ」

「そう、だね」

「ここが僕が辿り着きたかった場所なのかな」

ミア、璃奈

悩みを仲間が救い、成長していく様は感動しかありません😭

そして、寄り添ってもらったミアが、次に思うことは同じく悩んでいるランジュのこと…

ランジュ:「無理なのよ。私は誰とも一緒にいられないの」

国に帰ろうと空港に行くランジュに、思いをぶつけるミアと同好会

ミアの歌は本当に素敵でした😭

その気持ちを受けて、いままで言えなかったことを言うランジュ

「無理よ!無理なのよ、私は誰とも一緒にいられないの」

ランジュ

ミアの歌を聞くことでランジュの心が動かされ、いままで言えなかった本心を言うシーンに、ミアとランジュの強い想いが感じられて感動します😭

「昔からそうなの。仲良くなりたいと思うのに、どうしてもうまくいかない」

「栞子だけよ、私と友達になってくれたのは。他の人はみんな、初めは良くても、段々遠巻きになって離れていった」

「だって、わからないんだもの。なにが悪いのか、なんで避けられるのか。どうやっても人の心がわからない。だったら、もう一人でいようって」

「ここにきたのも、ソロアイドルならできると思ったから。相手の気持ちがわからなくても、認めさせることはできるって」

ランジュ

ランジュの「仲良くなりたいと思うのに、どうしてもうまくいかない問題も、ミアちゃんの時と同様で「そんなことない、わかってくれる人もいる」と、「そうなる気持ち、わかるなあ」って気持ちが入り混じります。

「なんで避けられるのかわからない」、みなさんはこの経験に心当たりは無いですか?

僕はあります!(断言)

あれ、辛いですよね…

自分は子供の頃、言葉の暴力を受けることがあり、「なんで自分がこんなこと言われないとダメなんだろう…、何かしたか?わからない…」ってなってた記憶があります。

※ランジュと違って自分はそれ以降、「他人に嫌われない様に…、まわりから目をつけられないよう目立たないように…」と常に他人の気持ちを気にし、他人に合わせながら行動するようになってしまいました…
なので、他人といると疲れて、一人が楽・自由で楽しいという性格になっていった所があります…
(他人と適度に距離を取る楽しみ方を覚えたのは良いことだと思っておりますが)

ランジュの場合は、他人の気持ちには寄り添えなかったのでしょう…

ミアに「ランジュの言い方は癇に障る時がある」と言われてますし、愚かな人間の心理「嫉妬」があったのを気づかなかったのかもしれません…

でもランジュの行動は信念があり、大好きであるスクールアイドルを貫く姿は、同好会のメンバーに受け入れられていました

「誰だって相手の気持ちがわからないことはあります。ランジュだけじゃ」

「ただ一人の、友達のこともわからないのよ」「ね、ひとりでいるしかないのよ」

栞子、ランジュ

栞子の言葉は、自分が姉さんに感じていたことからの言葉です、説得力がありすぎます…

一方で、ランジュ自身はただ一人の友達のこともわからないと落ち込んでしまう…

でも、だから一人になるしかないのでしょうか?

気持ちがわからなければ、話合えばいい。それを優しく受け止めてくれる仲間は近くにいるのです…

「なあ。その腑抜けた目で、周りをよくみてみろよ」

「ここにいるみんなが誰のために来たと思ってるんだ。僕が頼んだだけじゃ、こんなに集まるわけないだろ」

「過去にとらわれたままじゃ、いま目の前にいる人の気持ちを踏みにじることになるんだぞ」

「ランジュ。僕と君は似ているよ」

「ずっと過去にとらわれ、夢に手を伸ばさずに来た。でもここは、いままでの場所とは違う」

ミア

ミアちゃん、1話の中での成長が著しすぎる😭

この、「過去にとらわれたままじゃ、いま目の前にいる人の気持ちを踏みにじることになるんだぞ」という言葉、すごく大事な考え方で、でも意識しないとできない考え方だと思います。

過去の経験は確かに辛いことだったと思います…

その経験を基に自身の行動を改め、過去と同じことが起こらないようにすることは必要かもしれません…

でも、それが間違った方向に行くと、人生辛くなります…、例えばやりたいことに挑戦できなくなったりします。

過去の辛い記憶にとらわれて現在も苦しむのではなく、いま自分を大事にしてくれる人を気持ちを大切にする、非常に大事にしていかなければならない行動だと思います。

「ランジュちゃん。私たちがユニットを始めようと思ったのは、ランジュちゃんのおかげなんだよ」

「ランジュちゃんの真っ直ぐな言葉があったから、私は前に進めたんだ。ありがとう」

「もう一度、ここからはじめませんか。私たちもっと仲良くなれると思うんです」

エマ、侑、栞子

ランジュの真っ直ぐな行動に嫉妬するのではなく、良い所を素直に吸収し互いに切磋琢磨しあう、まさに「仲間でライバル」の関係で、素敵な関係😭

「ねえ。いまからでも、間に合う?」

「もちろん。ようこそ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会へ!」

ランジュ、侑

優しい世界😭

演出についての発言ですが、本当に話の流れがキレイ😭

悩んでいる人の気持ちに寄り添って丁寧にひとつずつゆがみを解いてあげる、それをしてくれるのは仲間の存在…、もう宝石並みにキレイな話の流れ!

スクールアイドルという場所は、本当に美しい場所ですね😭

(備考)話を追って改めて思ったのが、9話、大事な話詰め込まれまくりじゃないかw

3話分くらいの内容がある気がするw

感想

9話を見た感想、そもそもアニガサキを見て大抵思う感想が…

よかったなあ😭 優しい世界😭

毎度毎度感動するので、なぜアニガサキのストーリはこんなにも感動するのだろうと、経緯を分解してみました。

  1. (自分がまだ実行に移せていない)「夢」に輝きを感じ、
  2. (自分も経験がある)「トラウマ・辛いこと」に共感し、
  3. (自分はなかなか経験できていない?)「仲間との関係」に美しさを感じ、
  4. (自分が目指したい)「成長」する姿に感動する

からなのかなと思いました。

この考えの中からリアル生活で自分ができていないことを実現できれば、もっと人生豊かになるだろうと思い、自分の生活にどう取り入れるか考えてみました。

それは下記の通りです。

  1. やりたいことをやる(やりたくないことを極力やらない)
  2. 自分を変えるのではなく、環境を変える
  3. 同じ志を持つ仲間の関係を作ることを意識しつつ、自分のやりたいことを真剣にやる
  4. 1〜3をやることで成長していく

1について、「夢」を達成するためにまずは「やりたいことをやる」。もう少しレベルを下げて、「やりたくないことを極力やらない」でもいいかと思います。

自分は「やりたくないこと」=現在の仕事(理由は別記事参照(脱サラ決意せつ菜ちゃん回))をまず辞めて、やりたいことである「沼津移住を通じて自由な生活の実現」(自由・挑戦・成長を満たすこと。詳細は別記事)をやっていきたいと思います。

まずやりたくないことをやらない、その状態にしてから、少しでも自分のなりたい状態に近づく、そうやって自分主体で考えて行動していければと思っています。

2について、「トラウマ・辛いこと」をなくす・少なくするための手段として、自分を変えるものもちろんいいのですが、「自分を変えるのではなく、環境を変える」ことをやってみようかと思っております。

少なくともいまの仕事環境では、もちろん脱サラして自由になろう!って人がいません(これが悪いと言っている訳ではなく、自分の価値観と合わない)。

「いまの仕事を好きになろう」と数年努力をしてみたものの、自分ではあまり上手くできませんでした…

仕事は仕事と割り切きろうとも思ったのですが、「なんでラブライブ三昧の休日はこんなにも楽しいのに、平日は楽しくできないのだろう…」と、疑問を持ってしまったため、それなら環境を変えてみよう!と唐突に思ってしまった次第です。

ここらへんは全く未知数なので、やっていきながら考えたいと思います。

3の「仲間との関係を作る」ことに関しては、2の「環境を変える」ことで同じ志を持った仲間が見つからないかな〜と思っております(自信無しw 苦手)

具体案は全くないですが、ただ、仲間を見つけるために絶対に大事だと思っているのは、自分自身が本当にやりたいことを真剣にやれているか、だと思うので、まずはここをランジュちゃんばりに突き進みたいと思います。

その上で、同じ志を持つ人がいるか?winwinの関係を作れるか?を意識して、与え・与えられる仲間を探していきたいと思っています。

そして4「成長」に関しては1〜3をやっていければ、自然と成長できると思っています。

これができれば、自分の生活もアニガサキ・ラブライブシリーズのように輝くと思っているので、愚直に、自分の人生を使って実験をしていきたいと思っております☺️

終わりに

優しい世界のオンパレードで、ついに13人になった同好会!

次は色モノ回?

わちゃわちゃでも楽しいし、天才アニガサキスタッフが何か爆弾しかけてくるかもと考えるのも楽しいです。

とにかく楽しみに待つ!

最後まで読んでいただきありがとうございました☺️

ではまた!

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