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沼津移住希望者必見!月333円で済む民間保険料の節約方法

沼津移住

お疲れ様です!おまです。

今回は、沼津移住を考えている方や既に移住された方々へ向けて、民間保険料の節約方法や考え方について記事を書きます。

沼津移住を検討するにあたり関わってくる「お金問題」の力になれれば嬉しいです!
(自分自身も保険料を含む「お金問題」を勉強し改善したことで移住に踏み出せ、その後日々自由で楽しい移住生活を過ごせております☺️)

また、沼津移住者・在住者・沼津を好きな人にも、節約できた分でより沼津を楽しんでもらいたいとも思っております!

自身の沼津での節約情報を簡単に紹介すると、最低生活費(=家賃、光熱費、通信費、民間保険費、食費、生活用品費、被服費、病院費)が月6.5万で生活できております☺️

数ある節約術の中でも①通信費 ②保険 ③家賃・車 は労力に対し絶大な効果が出ます!

①通信費については別記事で紹介しており最優先で改善して欲しいです!

③家賃(+車)についても別記事で紹介しております。
※③は人それぞれの環境(仕事・子育てなど)によって難しい所はありますが、効果は絶大です

そんな中で、今回は②保険の節約術の紹介となります。
①通信費と同じく「少しの労力で」「絶大な効果が」「すぐに」「永続的に」あるのでぜひ検討して欲しいです!

ただ、今回の「保険」の分野ついては「感情」の面で検討にブレーキがかかる分野でもあるので、自分なりの考えと実際の想定例を紹介して、各々が論理的な考えで最適な民間保険に入れる力になれればと思います☺️

最低生活費月6.5万円の節約実績とともに、国家資格であるFP技能検定3級も先日取得し、知識と経験の権威性はそれなりにあると思っております。
少なくとも知識を持っていなかった過去の自分には教えられるレベルになっております。

ちなみに自分の今の民間保険料は「月333円」です!

昔は「月14,500円」支払っていたため、月で1.4万円・年で16.8万円の節約が永年可能になっております!

自分は極端な例だとしても、大勢の方に当てはまる条件でも「月5000円以下」にはできると思いますし、「月1万円以上」の人(昔の自分含む)は基本見直す必要があると思っております。

皆さまは現在いくら民間保険料を払っているでしょうか?

今回の記事が皆さまが民間保険料を見直す機会になり、そしてその効果で沼津をより楽しめるようになればいいなと思っております☺️

それでは早速いきましょう!

必要な民間保険はこの3つのみ!

ここから必要な民間保険やその理屈について語っていきますが、考え方については金融系Youtuber両学長の本「本当の自由を手に入れる お金の大学」を基本にしております。

初心者にもわかりやすく体系的にまとまっており腹落ちもしやすく、実践すれば効果も大きいと思っているので全人類に読んで欲しいと思っております!
保険以外の節約方法や、投資、副業・稼ぎ方などお金に関する様々な分野についても学べます。

また、今回の記事で理解できないことやもっと詳しく知りたいとなったら、ぜひこの本を一度読んでもらいたいです。

必要な民間保険について先に結論から言うと、「火災保険」「生命保険」「自動車保険」の3つのみになります。

この考えに至る説明を簡単に箇条書きします

  • そもそも保険は「確率低・損失大」に備えるもの
    「損失大」とは【人生が破綻するレベルの出費】(数千万〜数億円の被害)
    ※「確率大・損失大」(例えば紛争地域に行く)にはそもそも近づかないが前提
  • 入るべき民間保険を検討するにあたり、まずは最強の保険である「公的保険」で賄えているかを確認する。
    ※公的保険はこれから挙げる複数のリスクについて、幅広い範囲で必要量の保障をしてくれています
  • 公的保険で賄えない部分について、生活が破綻するレベルのものは「足りない量だけ」民間保険で対応する。生活が破綻しないレベルのものは「貯金」や「投資」で対応する
    ※貯蓄型保険(生命保険+投資)は手数料などで投資利率が非常に悪いので手をつけない(生命保険もコストの割に保障が薄くなる)
    「手数料の安い(ネット証券利用)」「優良インデックスファンドに」「長期・積立で」運用するのが基本

という考えです。

「公的保険の保障の厚さ」「民間保険が必要ない」「足りない部分は貯金で賄う」の紹介例で良く言われるのが「高額療養費制度」ですが、皆さま内容を理解しシミュレーションできているでしょうか??

「高額療養費制度」は簡単に言うと「月間の医療費の自己負担額が一定額を超えた場合、その超過額を後で受け取ることができる」制度です。

上限額は収入により異なりますが、例えば年収100〜300万程度の方は月5.8万以上の自己負担額は返金可能です。

なので、例えば医療費が300万かかるような手術+入院があったとしても、かかる費用は月5.8万です

半年入院したとしても35万円の貯金があれば対応でき、生活が破綻するような出費ではないです。
※貯金がない人は生活が破綻する可能性があるので、まずは家計管理をして生活防衛資金(ざっくり生活費の1年分)を貯めましょう

このように、「保障の厚い公的保険」があれば「民間保険が必要ない」事例が多々あり、また「必要な貯金額の目安」についてもシミュレーションできるかと思います。

その他、サラリーマンであればこの働けない半年の期間に「傷病手当金」がもらえたり、さまざまな「公的保険」があります。

一例のように、「民間保険」を利用せずとも「公的保険」と「貯金」で対応できるトラブルが数たくさんあります(後に紹介していきます)

そのように考えていくと、「確率低・損失大」かつ公的保険で賄えないものが「火災時」「死亡時」「自動車での対人対物大事故時」になり、ここを民間保険で「必要な分だけ」補うということになります。

3つの被害についてはいずれも被害額が数千万〜数億円かかり、人生が破綻するレベルの費用になるものです。

そしてこの必要な3つの民間保険についても、安くできたり条件次第では入らなくてよくできたりします。

それぞれの詳細についてまとめます

火災保険

  • 必要性:火災が起こった時。 必要な保障額は家・賃貸の価値による
  • 節約ポイント:ネット完結火災保険を活用し、必要な保障内容を選び家主側と交渉する(賃貸契約時に仲介業者の人に勧められる保険は割高な可能性がある)

自分は「お部屋を借りるときの保険」に契約し、月333円(年4,000円)です。
※保険金額:家財100万円、修理費300万円、借家人賠償責任2,000万、個人賠償責任1億円 など

ちなみに賃貸側が準備していたのは月500円(2年で18,000円)だったので年5,000円の節約が永続でできています(ちなみに保障内容はほぼ変わりません) 

生命保険

  • 必要性:金銭的に養う必要がある人がいる場合(基本は小さな子供がいる場合)
  • 節約ポイント:遺族年金などの公的保険の活用や、子供が成人するまでにかかる出費を計算した上で、足りない分だけを掛け捨てで対応する

自分は金銭的に養う必要がある家族はいないので、生命保険は解約してます。

昔は子供の頃から家族が加入していた終身保険を何も考えずに引き継ぎ、月7,000円(年8.4万)支払っておりました…

※小さな子供がいる場合でも、大切なことは「子供が成人するまでにかかる出費を計算し」「公的保険をどのくらいもらえるか把握し」「足りない分だけを掛け捨てで対応する」ことです。

後に例を示しますが、一例では0-22歳までにかかる費用(教育費+養育費)は全て公立学校の場合で2700万、子供が16歳の時に亡くなった場合、22歳まであと 736.2万 必要で公的年金からは680.8万もらえます。

環境により考え方は変わるでしょうが、「足りない分」は案外少なかったりするのではないでしょうか?

実際にいくら必要かシミュレーションするのが大切です。

また、同じ保障内容であるならなるべく安くなるようネット生命保険などを利用するのも効果的です(後に一例を示してます)

自動車保険

  • 必要性:車を所有している場合は基本必須
  • 節約ポイント:対人対物無制限の保険に加入。車両保険などは基本入らない。一括見積もりサイトを利用し自分に必要な保障がコスト安く入れる所を探す

自分は沼津移住をするにあたり車を手放したので自動車保険費用も0円になりました。

車は保険以外にも車検代やガソリン代などの維持費がかかるので、可能であれば手放したい所。それが可能なのは沼津が持つ魅力の一つだと思ってます!

昔の自分は車両保険などマシマシオプション付き保険月6,010円とJAF月500円に何も考えず入っており、年7.8万支払っておりました…

※自動車を持っている人は、「対人対物無制限」の保険に加入の必要があります(必須加入の自賠責保険はあるものの、死亡補償で3,000万と足りない+対物保障が無い)
なお、車両は割に合わないので不要です(損失大にはならない)。貯金で賄いましょう
JAFについても、自動車保険にロードサービスがついてる場合があり、入る必要は著しく減ります

必要な民間保険を3つ紹介しましたが、自分の場合のように人によっては3つ以下になることもあります。

結果、自分は民間保険料「月333円」になっております。

トラブルに備える公的保険と民間保険

「必要な保険は3つだけ!」と説明しましたが、「いやいや、トラブルが発生した時に保険が必要なことあるでしょ!」とツッコミがあるかもしれません。

しかしこれらは前述した「公的保険」(と貯金)で賄えることがほとんどです。

そこで、次からは具体的ないくつかのトラブルについて「公的保険」の効果の例を挙げていきます。

※検討すべきことが抜けているかもしれない点はご了承ください。また、あまりに確率が低すぎるものやどうしようもないもの(例えば隕石が落ちてくるなど)については敢えて外してます。

以降は前提条件として、下記の人を想定して検討します(検討事項を絞り込むため)

  • 独身・一人身生活 (金銭的に養う必要がある家族はいない)
  • 賃貸ワンルーム
  • サラリーマン(第2号被保険者)
    ※一部フリーランス(第1号被保険者)との違いの検討もします(文字を灰色にします)
  • 年収300万(月収25万) ※手取り240万(月20万)
  • 健康体(持病や病気のリスクを現状で持っていない)

※独身の方が検討しやすいのでその条件にしてます
あと自分自身が同じ条件であることや、自分のブログを見る視聴者も同じ属性の人が多い(大偏見)ということもあるのでw

【補足:基礎知識】

・「公的保険」について、日本は「国民皆保険」で皆加入している。 
※未払いの場合は保障されない場合もあるので注意。免除申請などできるので必ず対応すること

・「公的保険」には「第1号被保険者」「第2号被保険者」「第3号被保険者」の3つに分かれる。このうち「基礎」保険については皆が対象だが、「厚生」保険については第2号被保険者(サラリーマン、公務員)のみの対象となるので注意

病気・ケガ

  • 公的保険:健康保険、高額療養費、傷病手当金などが利用可能。
  • 民間保険:基本不要。足りない部分は貯金で対応

・健康保険:医療費が3割負担になります。更に後期高齢者(75歳以上)になれば1割負担になります

・高額療養費:例えば年収300万の場合は月5.8万が医療費の支払い上限になります。

・傷病手当:(業務外の)病気や怪我などで働けなくなった場合に生活を補償。ざっくり直近1年間の平均月収の2/3がもらえる(最長1年6ヶ月) ※第1号被保険者は対象外です
※業務中の怪我は雇用保険でざっくり「治療費全額保証」「月収の8割の毎月支給」「障害・後遺症が残った時の対応」と傷病手当より手厚くなります

一例として、みなが1番心配しそうなのが「がん」問題だと思います。

「がん保険には入るべき!」と漠然と思っている人もいるかと思いますので考えてみます(今回の例を含めて、本ブログ内容はあくまで自分の知識内での自分の考えです。考え方はさまざまあると思います)

  • 日本人の2分の1はガンになるのは事実だが、20-40歳代が今後10年でガンになる確率は0〜0.5%である(低確率)
  • 治療費も高額療養費制度のおかげで、3人に2人は50〜100万円の自己負担で対応可能(人生が破綻する費用ではない。貯金で対応可能)
  • 通院で働けない期間は傷病手当の対応や、条件によっては障害年金をもらえる。

がんになっても公的保険の補償は厚く、生活が破綻することはないので「公的保険」と「貯金」で対応可能であると自分は思います。

長期(1年6ヶ月)以上の障害については健康保険の他に、次に紹介する「障害年金」での対応になります。

障害

  • 公的保険:障害基礎年金、障害厚生年金があり、これらで生活費を補填。
  • 民間保険:基本必要なし。足りない部分は貯金で対応(自営業やフリーランスは就業不能保険を検討する余地ありだが、精神障害が保障されるかの確認は必要)

障害年金とは、「病気や怪我で生活や仕事などが制限される場合に受けることができる年金」です

すごく簡単に障害年金について説明します

  • 障害には1〜3級がある。
    ・1級:他人の援助がなければほぼ自分の用事が済ませられない
    ・2級:必ずしも援助を必要とはしないが、日常生活を送ることは極めて困難で労働収入を得ることができない
    ・3級:日常生活を送ることはできるが、フルタイム勤務に耐えられない・軽作業しかできない ※厚生年金のみの対応
    ※1,2級は日常生活が制限される状態、3級は日常生活は遅れるけど労働が制限される状態。
  • 原則、1年6ヶ月経っても働けない場合にもらえる = 傷病手当金の期間が終わった後にもらえる(補助を継続してもらえる)
  • 2級レベルの場合、障害基礎年金で月6.5万円、障害厚生年金で月4.9万円、合計月11.4万円もらえる

障害年金の利用実績としては精神疾患(統合失調症、うつ・双極性障害、発達障害)がもっとも多く、そのほか身体疾患(脳血管障害、心疾患、がん、視覚・聴覚障害など)があるようです。
受給者200万の内、約6割弱がうつ病などの精神障害とのこと

【民間保険の検討について】

上記の通り、サラリーマンの場合は2級以上で月11.4万の補償、3級の場合月4.9万円の補償はされていますが、自営業・フリーランスの場合は障害厚生年金の受給がないため2級以上で月6.5万、3級だと支給ゼロとなり少々心許ないかもしれません。

なので特に自営業・フリーランスの方は「生きたまま稼ぐ力を失う」という障害リスクについて、就業不能保険の検討の余地はあるかもしれません。

ただ、障害年金利用の6割を占める精神障害は多くの保険で保障してないor保障条件が厳しいのは注意が必要です。
(必要性は大きいけど、痒いところに手が届くコスパの良い保険が少ないという状況です)

検討する際は、保険がおりやすくて、精神疾患を多少カバーしており、月5〜15万の保険金を、障害の続く限り需給でき、月1000〜3000円(年1.2〜3.6万)のもの、という条件が良いかもしれません。

【自分のざっくり考えによる対応】

自分は現在障害に対する民間保険は入っておりませんが、第一号被保険者のため検討する必要はあるかなあと、このブログを書くにあたり考えました。

その上で結論として自分は入らなくていいかなとなりました。理由は下記の通り。

  • そもそも「やりたくないことをやらない」生活にしてるかつ趣味が健康生活のため、対人関係のストレスや、睡眠・運動不足などが少ない状態であり、身体・精神的に健康な状態を維持すればリスクは下げられそう(精神疾患系の全般と、生活習慣病系の対策)
  • 食事も自炊で健康的なものを摂取している(つもり)
  • 年1回の健康診断、定期的な歯医者通院などの定期診断・予防に取り組んでいる
  • 交通事故などで寝たきり系は相手からの保険が下りる(はず)
  • 最低生活費を6.5万円に落とせているので、障害基礎年金の月6.5万円でもざっくり生活はできる(足りない部分は投資金額や時期になったら老齢年金で対応)
  • 投資による不労所得も持っている

などの考えから、「生活が破綻するレベル」ではないかなと思っており、引き続き民間保険は入らない予定です。

ただ、希望的考えが結構あることや、考えが抜けてる所はありそう😅

死亡

  • 公的保険:遺族基礎年金、遺族厚生年金が支給される
  • 民間保険:金銭的に養う必要がある人がいる場合、公的保険で足りない分を補うだけの保険を検討
    (小さい子供が社会人になるまでに必要なお金を算出し、公的保険で足りない部分はコストの安い掛け捨て生命保険で対応)

自分は養う人がいないので考える必要なしですw亡くなった時は残った資産で家族に墓を建ててもらいます。

自分には関係ない項目ですが、一応簡単に公的保険の説明をしておきます。

⚫︎遺族基礎年金

・支給条件:ざっくり「子または子供のいる配偶者」(子供は18歳まで) 
※(注)18歳以下の子供がいないと支給されません。自分は子も妻もいないので無しです😅

・金額:年額 79.5万+子の加算額(1,2子は各22.9万)

(例)16歳の子供が1人いる状態で死亡した場合、年102.4万円(月8.5万円)が2年間もらえる

※上記の他にも一時金があったりします(第1号被保険者には寡婦年金or死亡一時金)

【16歳の子供が1人と妻がいる状態で、厚生年金を20年支払った年収300万の夫が亡くなった場合の、子供が22歳になるまでのシミュレーション】

⚫︎必要な費用

0-22歳までにかかる費用(教育費+養育費)は、全て公立学校の場合で2700万らしい。(私立だと4000万に上がる)

かかりどきかどうかで都度かかる費用は異なるが、平均で考えると年122.7万かかる

子供が16歳の時に亡くなったら、あと6年 ×122.7万 = 736.2万 必要

⚫︎遺族年金でもらえる費用

16-18歳までの2年間は「遺族基礎年金+遺族厚生年金」で142.4万(合計284.8万)、18-22歳までの4年間は「遺族厚生年金+中高齢寡婦加算」で年99万もらえる(合計396万円)。
つまり合計680.8万もらえる。

ここで生活費について2パターンのシミュレーションをする。

①父の収入無しでも生活費を賄えるとした場合(母は自分の収入でやりくり可能で、子の教育費+養育費のみ必要) ※母が自分の収入でもやっていけるよう生活水準に切り替えれる場合

必要金額736.2万 ー 遺族年金680.8万 = 足りない費用 56.2万

足りない費用が56.2万円なので、子供にバイト頑張ってもらうとかすれば保険に入る必要もない気がします… 

②父の収入は必要で、遺族年金は全て生活費に回るとした場合(父の収入は遺族年金より一般的に高いと思うが、ここは遺族年金の収入のみで生活できるレベルを調整してもらう前提で考える)

必要金額:736.2万

この金額を満足できる掛け捨て保険に事前に入っておけばよい。 

この場合は保険金額1,000万程度で期間6年間くらいの掛け捨て生命保険に入ればよい(健康体なら月2,480円で入れる保険はある)

シミュレーションについて、自分に関係のないところだったので正しい検討か詳細検証まではしてないので間違いがあるかもしれない点ご了承ください。
ただ、今回のようにトラブルがあった際にどれだけの保障が必要なのか(もしくは公的保険のみで賄い切れるのか)を認識しておくことは非常に重要だと思います。

失業

  • 公的保険:雇用保険の失業給付あり。再就職の準備期間中に生活費を補充可
  • 民間保険:不要。貯金で備える or 受給期間内で職を見つける
  • ざっくり前働いてた金額の45-80%(賃金が低い人ほど高い給付)がもらえる。
  • 日数は90日〜最大360日 ※年齢、雇用保険の被保険者だった日数、再就職の難易度で決まる
  • 条件:2年間の間に12ヶ月働いている。ハローワークに行き、求職の申し込みを行い、働く意思があるにも関わらず職業に着くことができない状態であること
  • 注意点:自主退職の場合、支給まで3ヶ月の空白がある。あと自営業・フリーランスはもらえない制度です

給付期間中に職を見つける、長引く場合は貯金や給付期間後にアルバイトする(給付期間中はアルバイトできないので注意)などで対応すればいいと思います。

老後

  • 公的保険:老齢基礎年金、老齢厚生年金がある。
  • 民間保険:不要。投資や貯金で備える。生活費の削減がとても効果あり。

老後で働けなくなった時の心配について、公的保険では「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」があります。

  • 老齢基礎年金:受給資格期間(ざっくり保険料納付期間+保険料免除期間)が10年以上かつ基本65歳以上になったらもらえる。
    保険料はサラリーマンは自動的に払ってる。アルバイト等かつ払ってない人も、全額免除とかあるから絶対申請した方が得。
    令和6年時点で満額年81.6万円(月6.8万円)
  • 老齢厚生年金:老齢基礎年金をもらえる条件を満たしている かつ 老齢厚生年金の加入期間が1ヶ月以上。
    費用は年収次第(金額に応じた引き落とし。払った分もらえる額も増える)
  • いくらもらえるかの試算は「ねんきんネット」で確認可能。ちなみに自分は現段階で年金見込額63万(月5.3万)。このまま基礎年金満額だと96万(月8万)
    ※ただしこれは今後減っていく可能性が高いとは言われている。ただ、目安にはなる

老後のリスクについて、公的年金で足りない部分は決して民間保険に入るのではなく、貯金や投資で賄うのが大事な考えだと思っております。

そしてこの投資金額を捻出するために不要な民間保険を辞めてその分を「手数料の安い(ネット証券利用)」「優良なインデックスファンドに」「長期・積立で」投資していくのが大事になってくると思っております。

※投資の詳細ついては長くなるので今回は話さないです(後日記事にするかも)
おすすめしている本「お金の大学」に書いてあるので気になる方はそちらを参照してください。

みなが1番漠然とした不安を持つであろう「老後」リスクについては、「お金のシミュレーション」をするのが1番で、そのためには自分がいまいくら生活するのに必要かの「家計管理」と、無駄な支出がないか・本当に必要なものだけにお金をかけられているかを検討する「断捨離」「節約」と、今回ブログで挙げているような「お金の知識を学ぶ」あたりが重要になるかと思うので、ちょっと時間はかかると思いますが、これを良い機会に皆様にも少しずつ進めてもらえてばと思います☺️

とにもかくにもまずは「家計管理」「家計簿つけ」から始めるのが良いと思います。現状把握大事!

介護

  • 公的保険:介護保険で賄う。
  • 民間保険:不要。投資や貯金で備える。あと健康!

介護保険について簡単に

  • 介護サービスの負担が1割(所得により1〜3割)になる 

介護リスクについては老後にお世話になる確率は高く、民間の保険の検討も必要かもしれないが「割に合わない」ことが多いです ※必要とする人が多いものは保険の仕組み的に割に合わなくなってしまうため(みんな保険をもらえるなら資金分配が不可能)

介護保険の利用も考えると、ひとまず「500万」ほどの備えで足りると言われているらしいです(自分自身では計算・検討してません🙇)

これは高額と思う人もいるかもしれませんが、まさにこれを老後までに投資で持っておくことが大事です。

あとは何といっても「健康寿命」を伸ばす意識をすることが重要です。適切な睡眠と食事と運動が大事!筋トレしてボディメイクを意識すれば全てが改善され解決しますw

出産

  • 公的保険:出産育児一時金、出産手当金、育児休業給付金があり。
  • 民間保険:貯金で賄う

自分の場合、全く関係ない分野なので詳細はスルーさせてくださいw

一応、出産育児一時金、出産手当金、育児休業給付金があるようです。1例では200万くらい支給されるとのこと。詳しくは本や自分で調べて見てください!

その他のリスク

⚫︎自動車による他人への損害保障

上で説明済み。
自分は車無しのため必要なし(車所有者は大人対物無制限の保険に入る。車両は不要、貯金で対応)

⚫︎火災など災害関係

・火災については上で説明済み。コスパの良い民間保険で対応。

・地震については本当は必要な保険ではあるが、いまある保険は非常に降りにくいとのこと(東日本大震災でも6割以上が「1部損」の5%補償だった)
自分は賃貸なので被害小

⚫︎家電などの保障

生活が破綻する損害ではないので貯金で対応

⚫︎自動車以外(自転車など)による対人・対物への怪我、補償

特約の「個人賠償責任保険」で対応。自分は火災保険付属の1億円の補償あり

まとめ

以上のことから、必要な民間保険についての考え方は下記の通りになります。

  • 民間保険で必要なのは「火災保険」「(車がある場合)自動車保険 ※車両はいらない」「(子供がいる場合) 掛け捨て生命保険」の3つ。
  • 公的保険で様々なリスクを対応してくれている
  • 公的保険で足りない部分については「貯金」「投資」で賄う

コスパの良いオススメ民間保険

最後にコスパの良いオススメ民間保険について具体的にいくつか紹介します 
※2024.5.31時点での情報のため、条件が変わっているかもしれない点はご了承下さい。

火災保険

賃貸は「おうちを借りる時の保険」で良いかと思っています。自分も契約してます。
※もっと良いのがあるかもしれないけど、少なくとも90点は取れてると思う

賃貸住宅向け火災保険|お部屋を借りるときの保険
賃貸住宅向け火災保険を自分で選ぶなら「お部屋を借りるときの保険」。賃貸に必要な補償がしっかりついて年間保険料3,500円から。賠償責任の補償が充実。住宅トラブル無料サポート付き。

家財50万円、借家人賠償責任2,000万、個人賠償責任1億円 など必要量の補償額がついて「年3,500円」と格安です!
※賃貸業者が勧めるものだと同程度の保証で年9,000円だったりする。

契約作業もネットで完結するので便利です。作業も簡単!

持ち家の人は最適条件が人によって異なるので、一括見積もりをすると良いとのこと。定期的な見直しも効果的。一括見積もりサイトの一例を紹介しておきます。

火災保険無料一括見積もり【KURABEL(クラベル)】|保険見直しラボ
火災保険の一括見積もりは【KURABEL(クラベル)】をご利用ください。火災保険・損害保険の比較・無料一括比較をしてお客さまに最適な火災保険をご提案させていただいております。

生命保険

上で話した通り、基本は小さな子供がいない場合は不要。いる場合でも公的保険で賄いきれない分だけ掛け捨てで入るで良いです。

商品については人それぞれの条件で変わり、また時期によっても変わるため一概には言えませんが、参考までに1例の紹介をします。

【メットライフ生命 スーパー割引定期保険】

スーパー割引定期保険|メットライフ生命【公式】
スーパー割引定期保険の加入をご検討なら、メットライフ生命の公式サイト。保険料のお見積もりは簡単!インターネットでのお申し込みも可能です。

特徴として「非喫煙優良体なら保険料が最安クラス」です。

年齢30歳、保険金2,000万円、20年間で月額2,280円です (非喫煙優良体、標準BMI・血圧が条件)
※保険金は100万単位、加入年数は10年・20年・(60歳払済)での選択が可能

自動車保険

上で話した通り、車を持ってる人は対人対物無制限(車両保険は不要)のものをお勧めします。

商品については人それぞれの条件で変わり、また時期によっても変わるため一括見積もりサイトの利用がいいとのこと。※キャンペーン等もあるので、年単位での見直しも効果的

選ばれている自動車保険比較サイト【保険スクエアbang! 自動車保険】
複数の保険会社から【無料】一括見積もり!...

等級など様々な条件によるので何とも言えないですが、ネット保険会社が安くなりやすい傾向があり、月4,000円以下は普通に狙える模様(2,000円代にもできる)
※「おとなの自動車保険(セゾン)」「アクサダイレクト」「SBI損保の自動車保険」とかはコスパ良いらしい?

終わりに

今回は民間保険料の見直しについてお話ししました。

必要な民間保険は「火災」「生命」「自動車」の3つ! 公的保険は神! 必要金額の把握と貯金(と投資)も大事!

現在自分は沼津移住促進関係に少しだけ携わっておりますが、移住希望者の移住へのハードルに「お金の心配」があります。そして自分自身もそうでした。

お金関係に限らずですが、心配や不安があることについては、そのことへの知識を深め、検討して問題を明確化し、改善の行動をとり、効果を振り返って更なる改善活動を続けるのが1番だと思います!

今回のブログで、お金の心配が減って移住に踏み込めたり、移住民が節約することでより楽しい沼津ライフを送れるようになるきっかけになったら嬉しいです☺️

みんなで沼津ライフを楽しみまくりましょう!!!

※最近取得したFP3級の知識について、今回のブログを書くにあたり非常に役に立ちました。
皆様にもおすすめできる資格なので、お金について漠然とした不安がある人はぜひ!
また、それよりも書籍「お金の大学」を読むのが実践的で効果絶大なので超おすすめです!

最後まで読んでいただきありがとうございました☺️

ではまた!

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